犬のてんかんを解説!症状・原因・治療・予防を知る

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犬のてんかんの症状

犬のてんかんとは、何らかの影響で脳内の神経に異常な興奮が起こり、体のコントロールを失ってしまう状態のことです。

症状としては様々あり、意識を失い全身の痙攣(けいれん)を起こすもの(全身発作)、痙攣と脱力を繰り返すもの、四肢をばたばたさせるものといった全身に現れるタイプや、顔面の筋肉や、一肢だけの筋肉が動いてしまう、といった身体の一部のみに表れるもの(部分発作)や、飛んでいるハエを捕らえようとするかのように空中を噛むような異常な行動が見られることがある。

てんかんには2種類あり、脳内に腫瘍や炎症や奇形など、脳に明らかな変化があるものを「症候性てんかん」、そのような病変がないものを「特発性てんかん」と呼びます。特発性てんかんの場合は、てんかん発作以外の症状は表れません。

犬のてんかんの原因

「症候性てんかん」は、脳腫瘍や水頭症、犬ジステンパーによる脳炎などの脳になんらかの障害がある場合に発症しやすいといわれています。

「特発性てんかん」は、なりやすい犬種があることから遺伝的な要素が関係しているといわれています。

犬のてんかんの治療・予防

発作が起きたときは、飼い主としては心配になりますが、まずは慌てず見守りましょう。てんかんの発作だけでは、命の危険はほとんどありません。

数分して発作が無事に治まってから、動物病院へ連れていきます。20~30分ほどの長期間発作が続くなら、その場合も動物病院へ連れていきましょう。

「症候性てんかん」の場合には、そのもとの病気に対する治療を行います。「特発性てんかん」の場合には、抗てんかん薬を用いて治療を行います。また、重責発作を起こしている場合は、痙攣を止めるための緊急治療が必要です。てんかんの原因や症状の程度を明確にするために、発作を起こした際の状況や病歴を、できる限りくわしく獣医師に伝えることが大切です。

てんかんに対する予防方法はないため、早期発見・早期治療に努めましょう。

犬の脳・脊髄・神経の病気一覧

記事監修
動物病院病院 総長 藤野 洋

アニホック往診専門動物病院獣医師 藤野 洋

日本大学生物資源科学部(旧農獣医学部)獣医学科卒業。
卒業後、約20年にわたり動物病院でペットの治療に従事。
2007年(株)フジフィールド創業。動物病院とトリミングサロンのドミナント多店舗展開を行い、複数店舗の開業/運営を果たす。

日本大学生物資源科学部(旧農獣医学部)獣医学科卒業。
卒業後、約20年にわたり動物病院でペットの治療に従事。
2007年(株)フジフィールド創業。動物病院とトリミングサロンのドミナント多店舗展開を行い、複数店舗の開業/運営を果たす。

【エデュワードプレス(旧インターズー)】・トリミングサービス成功事例セミナー講師・トリミングサービス成功ガイド監修・Live trim2018 マネージメントセミナー講師 【メディア】・ラジオ調布FM ペットオーナー向け番組MC・多摩テレビ 「わんにゃんMAP」番組パーソナリティ・j:comジモトピ「世田谷・調布・狛江」出演