犬の腸重積の症状 犬の腸重積(ちょうじゅうせき)とは、腸の一部が内側にめくれ、隣り合う部分の内部に入り込んでしまう状態のことです。 折り重なった下の腸管を「嵌入部(かんにゅうぶ)」、上に覆いかぶさっている腸管を「嵌入鞘(
前十字靭帯断裂とは? 前十字靭帯(ACL)は、犬の膝関節に位置し、大腿骨と脛骨を結ぶ重要な靭帯です。この靭帯は、膝関節の安定性を保つ働きをしていて、正常に歩行し、走るためには不可欠です。ACLが断裂すると、関節の安定性が
犬のリンパ腫の症状 犬のリンパ腫は、リンパ球が腫瘍化する病気です。体のどの部位のリンパが腫瘍化するかによって、症状が異なります。 最も多い「多中心型リンパ腫」では、下あごや腋の下、股の内側、膝の裏など、体表のリンパ節が何
犬の気管支狭窄の症状 犬の気管支狭窄(きかんしきょうさく)では、咳やいびき、呼吸が荒くなるといったような症状が現れます。重度の場合は、呼吸困難に陥りチアノーゼがでることもあるようです。チアノーゼとは、血液中の酸素が少なく
椎間板ヘルニアとは 椎間板ヘルニアとは、背骨の間にある椎間板が変性し、神経を圧迫することで様々な症状を引き起こす病気です。 犬の背骨は、人間と同様に複数の椎骨から構成されています。これらの椎骨の間にはクッションのような役
犬の精巣腫瘍の症状 犬の精巣腫瘍(せいそうしゅよう)とは、オス犬の生殖器である精巣に発生した腫瘍のことです。 精巣は精子を作るだけでなく、オスらしい身体を作る男性ホルモンを分泌する機能も持っています。 精巣に腫瘍ができた
犬の腎不全の症状 腎不全(じんふぜん)は、急性腎不全と慢性腎不全に大別されます。腎臓は尿を作る大切な部位です。犬は尿を通じて毒素を体の外に排泄しますが、その腎臓に異常が生じるのが腎不全です。同じ腎不全という名称がついてい
犬の脳腫瘍の症状 犬の脳腫瘍(のうしゅよう)とは、「脳に発生する脳腫を総称したもので、最初に腫瘍ができた部位が脳であるもの(原発性の脳腫)」と、「他の部位にできた腫瘍が脳に転移したもの(続発性の腫瘍)」とに分けられます。
犬の甲状腺機能亢進症の症状 甲状腺機能亢進症(こうじょうせんきのうこうしんしょう)とは、甲状腺の働きが異常に活発になり、甲状腺ホルモンが多量に分泌される病気です。 食欲の増加、多飲多尿、たくさん食べているのに痩せる、落ち
犬の鼻炎の症状 鼻炎(びえん)とは、鼻の粘膜で炎症が起きている状態の病気です。 くしゃみや鼻水が症状として確認できます。鼻水は初期はサラサラしていますが、慢性化すると色も濃くネバネバしたものが出てくるようになります。くし
犬の肺炎の概要と症状 犬の肺炎とは、酸素と二酸化炭素の交換を行っている器官である「肺」に炎症が発生した状態を言います。呼吸器系の疾患の中で最も症状が重くなる可能性のある病気であるといわれています。 肺は、肋骨で囲まれた空
犬の脂肪腫の症状 犬の脂肪腫(しぼうしゅ)は、皮膚や皮下組織に現れる脂肪のかたまりのことで、主に腹部、胸部、内股、脇の下などにあらわれます。 基本的に良性腫瘍であるため健康被害はありませんが、筋肉の間などに発生してしまっ
犬の鉤虫症の症状 鉤虫症(こうちゅうしょう)とは、犬鉤虫(いぬこうちゅう)と呼ばれる体長1~2センチの寄生虫が腸に寄生することで発症する病気です。 下痢、血便、食欲不振などの症状が見られます。また、犬鉤虫は腸で吸血を行う
犬の結膜炎の症状 結膜炎(けつまくえん)は、白目の表面に炎症結膜が赤く充血して腫れる病気です。目やにや流涙(涙を流すこと)などの症状が見られるようになります。 また、目に痒みや痛みが生じるようになるため、顔を床にこすりつ
犬の心房中隔欠損症の症状 心房中隔欠損症(しんぼうちゅうかくけっそんしょう)は、先天性心疾患です。心房中隔は、右心房と左心房の間にある壁の役割をしていますが、生まれつき心房中隔に卵円孔(らんえんこう)という穴が開いている
犬のブドウ膜炎の症状 犬のブドウ膜炎(ぶどうまくえん)とは、虹彩、毛様体、脈絡膜のいずれかで炎症を起こす病気のことです。そもそもブドウ膜炎とは、目の構造の虹彩、毛様体、脈絡膜の総称のことなのです。 現れる主な症状としては
犬の肺水腫の症状 肺水腫(はいすいしゅ)とは、肺に水が溜まり、呼吸困難になる病気です。肺では酸素と二酸化炭素の交換を行っている部分があります。本来は空気が入るべき場所に血液から染み出た水が溜まり、空気の交換ができなくなる
犬の気胸の症状 気胸(ききょう)は、何らかの要因により肺などから空気が漏れ、胸に不要な空気が溜まってしまう病気です。そのため、肺が十分に機能せず、呼吸に障害が生じます。 呼吸が浅く早くなる、胸に触れられるのを嫌がる、など
犬の尿道炎の症状 犬の尿道炎(にょうどうえん)とは、尿道内の粘膜が炎症を起こす病気のことです。 尿の色が濃い、尿が濁っている、尿の回数が増える、排尿中に痛がる、血尿、発熱、食欲不振、排尿の姿勢をしているのに尿が出ないなど
犬の乳歯遺残の症状 犬の歯は生後約7ヶ月で、乳歯から永久歯へと生え変わります。 しかし、生後7ヶ月を過ぎても乳歯が残り、永久歯が重なって生えてしまうことがあります。それが乳歯遺残(にゅうしいざん)です。 乳歯と永久歯の間