ビーグルの病気・ケガ・性格を解説

ビーグルがかかりやすい病気やケガから、性格や体の特徴なども確認していきましょう。

ビーグルの特徴

ビーグルの歴史

ビーグルは、イギリス原産の犬種です。14世紀あたりから、うさぎ狩りやきつね狩りを行う犬種として重宝されていたといわれています。

ビーグルという名前は、ゲール語の「小さい」という意味に由来するといわれています。その言葉通り、ハウンドドッグの一種であるビーグルは、ハウンドドッグとして最も小さい体つきをしています。

ビーグルの大きさ・見た目

ビーグルの大きさは、体高が33~41cm、体重18~27kgで、中型犬に分類されています。

ビーグルの性格

とても温厚な性格で、飼い主はもちろん、他の人にも愛情を振りまいてくれます。争いを好まないため、他の犬とも仲良くできます。

やんちゃで活発な性格でもあり、じっとしているのは苦手です。そのためお留守番を長時間させるのは向いていません。吠えたり、物を散らかすなどのいたずらをしてしまいます。いたずらされて困るものは、家の見えない部分に置くなどの工夫をするようにしましょう。

また外では興味を持ったものを追いかける癖があるので、飼い主の指示が届かなくなることもあります。飼い主のことを無視しないように、しつけを通してしっかりとコミュニケーションを取りましょう。

ビーグルを飼うときの注意点

ビーグルはとても食欲旺盛で、食いしん坊な様子を隠そうともしません。食べさせすぎに注意しないと、すぐに肥満傾向に陥ってしまいます。

また散歩でも、常に食べ物がないかを探しながら歩き、拾い食いをしてしまうことがあります。そのことでときにはお腹を壊してしまうため、注意するようにしましょう。

運動もそれほど好きな犬種ではないため、しっかりと運動時間も確保して、体重・体調管理を意識する必要があります。運動時間の目安としては、1日30分を2回ほどです。

元来は猟犬として活躍していた犬種のため、吠える能力は今も衰えることなく残っています。無駄吠えをしてしまうと、近隣の住民に迷惑をかけてしまいます。しつけを通して、無駄吠えをしないように教えていきましょう。

ビーグルは耳が垂れているので、耳の中が湿りやすく耳垢も溜まりやすいです。耳掃除をこまめにしてあげるようにしましょう。

記事監修
動物病院病院 総長 藤野 洋

アニホック往診専門動物病院獣医師 藤野 洋

日本大学生物資源科学部(旧農獣医学部)獣医学科卒業。
卒業後、約20年にわたり動物病院でペットの治療に従事。
2007年(株)フジフィールド創業。動物病院とトリミングサロンのドミナント多店舗展開を行い、複数店舗の開業/運営を果たす。

日本大学生物資源科学部(旧農獣医学部)獣医学科卒業。
卒業後、約20年にわたり動物病院でペットの治療に従事。
2007年(株)フジフィールド創業。動物病院とトリミングサロンのドミナント多店舗展開を行い、複数店舗の開業/運営を果たす。

【エデュワードプレス(旧インターズー)】・トリミングサービス成功事例セミナー講師・トリミングサービス成功ガイド監修・Live trim2018 マネージメントセミナー講師 【メディア】・ラジオ調布FM ペットオーナー向け番組MC・多摩テレビ 「わんにゃんMAP」番組パーソナリティ・j:comジモトピ「世田谷・調布・狛江」出演