犬の前立腺炎の症状
犬の前立腺炎(ぜんりつせんえん)は、オスにのみ発症する病気です。現れる症状としては、食欲不振、腹痛、発熱、嘔吐、尿の濁り・色やにおいの異常、血尿、膀胱炎などがあります。
犬の前立腺炎の原因
前立腺炎の原因は主に、細菌による感染です。具体的な細菌としては、大腸菌やブドウ球菌など様々あります。また、医原性と呼ばれる、別の病気の治療で使用した器具によって細菌が入ってしまう場合もあります。
犬の前立腺炎の治療・予防
前立腺炎の治療法としては、抗生物質の投与が主です。また、再発防止のために去勢手術をする場合もあります。何らかの理由で去勢手術を望まない場合は、その代わりとして前立腺を退縮させる薬を投与することもあります。
予防方法としては、有効なものは去勢手術のみです。去勢手術をしておくと男性ホルモンの分泌が抑制され炎症が起こらなくなります。
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