犬の虫歯の症状
犬の口の中はアルカリ性であるため虫歯(むしば)になりにくいといわれていますが、まったく虫歯にならないという訳ではありません。
虫歯になると、息が臭くなる、歯が茶色く変化する、歯が溶けて穴が開くなどの症状がでます。
犬の虫歯の原因
歯の隙間に挟まるようなやわらかいものばかりを食べたり、甘いものを食べ過ぎたりすると虫歯になります。
また、歯磨きを怠ることも虫歯の原因となります。
歯周病が虫歯の原因になることもあります。歯周病によって歯肉が後退し、歯肉と歯茎との間に歯垢が溜まりやすくなることで虫歯になります。
犬の虫歯の治療・予防
人間の虫歯と同様、歯のエナメル質と象牙質を削り、人工物をつめて治療します。
症状が重症化している場合には抜歯をすることもあります。
予防として効果的なのは、歯磨きです。
歯垢のもとになる菌膜が歯垢になるまでが24時間なので、1日に1回は歯磨きを行いましょう。
犬の口腔・歯の病気一覧