犬の膵外分泌不全症候群を解説!症状・原因・治療・予防を知る

犬の膵外分泌不全症候群の症状

膵外分泌不全症候群(すいがいぶんぴふぜんしょうこうぐん)とは、すい臓から消化酵素がほとんど分泌されなくなり、消化不全を起こす病気です。

脂肪が吸収されないため、大量の白っぽい軟便が出るようになります。

また、食欲があり、よく食べているのにも関わらず、体重が減っていくなどの症状が見られます。

犬の膵外分泌不全症候群の原因

犬が膵外分泌不全症候群を発症する原因は、栄養障害や慢性膵炎なのではないかと言われていますが、今のところはっきりとした原因は分かっていません。

犬の膵外分泌不全症候群の治療・予防

膵外分泌不全症候群は、一度発症すると生涯にわたり治療を継続する必要があります。

治療方法として、消化酵素の投与を行います。また、下痢が続く場合には抗生剤の投与を行います。

膵外分泌不全症候群の予防方法はありません。

軟便が続く、体重が減るなどの症状が見られたら、すぐに動物病院を受診しましょう。

犬の消化器の病気一覧

記事監修
動物病院病院 総長 藤野 洋

アニホック往診専門動物病院獣医師 藤野 洋

日本大学生物資源科学部(旧農獣医学部)獣医学科卒業。
卒業後、約20年にわたり動物病院でペットの治療に従事。
2007年(株)フジフィールド創業。動物病院とトリミングサロンのドミナント多店舗展開を行い、複数店舗の開業/運営を果たす。

日本大学生物資源科学部(旧農獣医学部)獣医学科卒業。
卒業後、約20年にわたり動物病院でペットの治療に従事。
2007年(株)フジフィールド創業。動物病院とトリミングサロンのドミナント多店舗展開を行い、複数店舗の開業/運営を果たす。

【エデュワードプレス(旧インターズー)】・トリミングサービス成功事例セミナー講師・トリミングサービス成功ガイド監修・Live trim2018 マネージメントセミナー講師 【メディア】・ラジオ調布FM ペットオーナー向け番組MC・多摩テレビ 「わんにゃんMAP」番組パーソナリティ・j:comジモトピ「世田谷・調布・狛江」出演