犬の膵外分泌不全症候群の症状
膵外分泌不全症候群(すいがいぶんぴふぜんしょうこうぐん)とは、すい臓から消化酵素がほとんど分泌されなくなり、消化不全を起こす病気です。
脂肪が吸収されないため、大量の白っぽい軟便が出るようになります。
また、食欲があり、よく食べているのにも関わらず、体重が減っていくなどの症状が見られます。
犬の膵外分泌不全症候群の原因
犬が膵外分泌不全症候群を発症する原因は、栄養障害や慢性膵炎なのではないかと言われていますが、今のところはっきりとした原因は分かっていません。
犬の膵外分泌不全症候群の治療・予防
膵外分泌不全症候群は、一度発症すると生涯にわたり治療を継続する必要があります。
治療方法として、消化酵素の投与を行います。また、下痢が続く場合には抗生剤の投与を行います。
膵外分泌不全症候群の予防方法はありません。
軟便が続く、体重が減るなどの症状が見られたら、すぐに動物病院を受診しましょう。
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