犬の核硬化症を解説!症状・原因・治療・予防を知る

犬の核硬化症の症状

犬の核硬化症(かくこうかしょう)とは、眼球内にある水晶体核が加齢に伴い、中心に向かって圧縮されて硬くなることで青みをおびて白く濁る病気です。

核硬化症だけでは視力障害を起こすことはありませんが、肉眼で見ただけでは白内障と変わらないため、区別が難しい症状です。

犬の核硬化症の原因

原因は水晶体の老化によるもので、犬の年齢が6歳頃になると、水晶体の中心部に白くて丸い輪郭がみられるようになります。

犬の核硬化症の治療・予防

白内障を併発している場合、点眼をすることもありますが、核硬化症に対して治療の必要は特にありません。

老化現象なので予防方法はありませんが、あえて予防をするならば併発の危険性がある白内障を防ぐためにも、5~6歳ころになったら定期的に眼科検査を受けるようにしましょう。

なりやすい犬種(好発犬種)

特にありません。どの犬種でもかかる可能性があります。

犬の目の病気一覧

記事監修
動物病院病院 総長 藤野 洋

アニホック往診専門動物病院獣医師 藤野 洋

日本大学生物資源科学部(旧農獣医学部)獣医学科卒業。
卒業後、約20年にわたり動物病院でペットの治療に従事。
2007年(株)フジフィールド創業。動物病院とトリミングサロンのドミナント多店舗展開を行い、複数店舗の開業/運営を果たす。

日本大学生物資源科学部(旧農獣医学部)獣医学科卒業。
卒業後、約20年にわたり動物病院でペットの治療に従事。
2007年(株)フジフィールド創業。動物病院とトリミングサロンのドミナント多店舗展開を行い、複数店舗の開業/運営を果たす。

【エデュワードプレス(旧インターズー)】・トリミングサービス成功事例セミナー講師・トリミングサービス成功ガイド監修・Live trim2018 マネージメントセミナー講師 【メディア】・ラジオ調布FM ペットオーナー向け番組MC・多摩テレビ 「わんにゃんMAP」番組パーソナリティ・j:comジモトピ「世田谷・調布・狛江」出演